腹腔鏡
腹腔鏡とはいわゆる内視鏡の一種で、
腹腔鏡手術とはおへその辺りに1センチ程度の穴をいくつか開け、
そこから内視鏡カメラを挿入して内部を確認しながら行う手術のことです。
元々は腹腔内を観察するためのものですが、近年は技術の進歩により
胆のうや胃がん、大腸がんの手術にも使われるようになっています。
産婦人科では子宮筋腫のほかにや卵巣嚢腫子宮ガンの手術にも用いられます。
腹腔鏡で子宮外妊娠なども手術することも可能ですが、
熟練の技術を要することや腹腔鏡自体がまだあまり一般的に普及していないため
まだまだ発展途上といえます。
通常は全身麻酔をかけたうえでお腹に炭酸ガスを入れて膨らませるか、
お腹を吊り上げる機械を使って腹壁を持ち上げて挿入する方法が用いられています。
メリットは傷が小さくて済むこと、術後の癒着や痛みが少ない、
入院期間が短いので社会復帰も早いことなどが挙げられます。
開腹手術だと傷跡は15センチほどになるのに対し、1センチ程度で済みますし、
入院も1週間ほど早くなります。
食事も術後1日めからとることができます。
ただ、すべての筋腫に応用されないことがデメリットですし、
難易度が高いことや特別な設備が必要なことから
どこの病院でも行われているわけではありません。
大量出血した場合などは途中で開腹手術に切り替えることもあります。
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