薬物療法
経過観察の次に行われる治療として、薬物による治療があります。
症状を軽減する薬と筋腫の増大を一時的に抑える薬と二種類がありますが、
筋腫そのものを直接消失させる薬はないことを理解しましょう。
閉経が近く子宮筋腫があまり大きくない場合、
一時的に筋腫を小さくして手術する場合やどうしても手術したくない場合、
合併症があり手術することができない場合に薬物療法が用いられます。
手術前に貧血を改善し自己血貯血をすることで、
輸血をせずに済むようにするのも効果的な薬物療法です。
ただ、月経がある間は薬物治療をやめてしばらくすると
筋腫も元の大きさに戻ってしまいます。
薬によって症状が緩和したり筋腫が小さくなることはありますが、
それはあくまで一時的なものです。
医師とよく相談して理解のうえ取り組むようにしましょう。
手術はかなりのリスクを伴うので、薬によって症状が緩和するのであれば
その方が良いともいえます。
薬物療法として、子宮筋腫による貧血や痛みに対して鉄剤や鎮痛剤が
処方されます。
病院によっては漢方が処方されることもあります。
薬物療法を行う際には事前にMRIで筋腫を客観的に診断しておくこと、
薬には限界があることを理解しておくことが重要です。
痛み止めが効かなくなる、胃腸障害など痛み止めの副作用が強い、
年中出血していて貧血が悪化していくなどの場合は、
ホルモン治療が必要となってきます。
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