流産
筋腫がある場合では、妊娠後の流産の確率もやや高くなっています。
子宮筋腫があっても多くの場合は正常なお産をすることができるのですが、
筋腫のできる位置によっては流産を繰り返す原因ともなります。
また、筋腫を摘出すると子宮筋にメスが入り分娩時に子宮破裂を起こしやすくなるので
明らかに出産を困難にするような筋腫でない限りは
そのまま残して出産することがほとんどです。
流産というのは残念ながら身近に起こりやすく、
妊娠全体の15%ほどの頻度となっています。
年齢では35歳以上の母親の場合は25%と数字が跳ね上がります。
流産の半数以上は両親側の責任ではないとデータで実証されています。
赤ちゃん側の染色体に異常が生じる場合がほぼ半数を占めるのです。
また、流産の原因が特定できることはあまりありません。
子宮筋腫が原因とされる流産は妊娠12週以前の早期流産でも、
それ以降の後期流産でもどちらでも起こりうるものです。
流産の症状としては一般的に、最初に出血があります。
これはごく少量の出血のこともあれば、かなり大量の場合もあります。
出血の後にだんだんと下腹部に張りや鈍痛が起こり、
痛みが続いたあとに子宮の内容が排出されます。
近年では超音波検査の進歩により、ごく初期の胎児も
確認できるようになりました。
そのため流産を疑ったときはすぐに受診して有無を確認できるのです。
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